AGNIという新ブランド
某専門誌を見て気になっていたAGNI。丁度、長野方面へ行く所用があり、その足で岐阜まで行くことにしました。小雨降る中、昭和な感じの古そうな社屋と工場が独特の雰囲気を醸し出しています。
東京の小さな薪ストーブ屋に対して、責任者の方を含め4名もの方が応対して下さいました。そして開発の経緯から現状など丁寧な説明を受けます。長らくこの仕事をしている中で、鋳鉄から作られる薪ストーブの国産メーカーなど皆無でしたから、それだけでも新鮮な驚きです。
その実験室とも呼ばれる部屋では、6月というのに赤々と薪ストーブの炎が揺らめいていました。聞けば夏でもこうして焚いて、日々実験を重ねているとか。正直、暑苦しいです(笑)
暑い、ではなくて「熱い」のはスタッフも同様で、3年の歳月をかけて製品化にこぎつけ、昨秋より発売されたばかりのこの薪ストーブにかける意気込みには押され気味の店主。国産のものづくり、ここにありといった印象。
デザインはいたってシンプル。アメリカのクラシックな意匠の薪ストーブと比べると線は荒く、どちらかというとヨーロッパのモダンなタイプのものに近いかと。外部のデザイナーに依頼し、検討を重ねたものだといいます。
CB機と触媒機のハイブリッド。岐阜大学森林研究所の協力も得て試行錯誤を積み重ね産まれてきたこの薪ストーブが、本当に期待に沿うものなのかどうか。この冬、実際に私自身も使ってみたいと思います。
Made in 岐阜。そこには未来が少しだけ見えた一日でした。
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