煙突掃除は命がけ?
12寸勾配、というのは斜度何度?考えたくも無い急勾配の屋根でブラシを入れる店主です。いやはや、緊張の度合いはMAX。
室内は、大きな吹き抜けに長い長いシングル煙突。自在部分は最上部に設定されているため、簡単に室内煙突を外せる構造になっていません。だからお客様も私と同様、こうやって掃除をされているそうな。
意外に知られていないのが「室内側から上へブラシを入れて掃除する」という考え方。勿論、屋根上から下に向かってブラシを入れていくのはセオリーですが、一方屋根上での作業のリスクはつきもので、それが我々プロならいざ知らず、使われるお客様が負うには危険過ぎる場合もあるわけです。
が、それには煙突の構成が「室内側で簡単に外せる」ようになっていなければなりませんが、昔の施工ではそこまでは考えていない場合も。今回の事例のように。ですので、そういった場合は、室内煙突の組み直し等をお薦めします。
使う人も失礼ながら歳を取ります。身体の動きが鈍くなっても、楽に掃除ができるよう、配慮が必要だなぁと、改めて思う日でありました。
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